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月1回の対面面談は来てくれる?|在宅対応465件を調べて公式明記は2件だった

在宅利用の就労移行支援(就職に向けた訓練を提供する障害福祉サービス)では、月1回以上の対面評価が制度上必須です。支援員が利用者の自宅やその近辺まで来てくれる事業所は実在します。ただし、訪問と来所のどちらに対応するかを公式サイトに明記している事業所は、在宅対応465件のうち2件でした。本記事は、在宅対応の事業所465件(完全在宅対応36か所・在宅可429か所)の公式サイトを当サイトが個別に確認した結果です。

制度の前提|月1回の対面は必須・場所は決まっていない

在宅で就労移行支援を利用する場合、月1回以上の対面評価が制度上の要件です。対面の方法は、支援員が利用者の自宅やその近辺へ訪問する方法と、利用者が事業所へ来所する方法のどちらでも制度上は可能です。どちらを選ぶかは、事業所の運用に委ねられています。

対面評価とは別に、週1回の状況確認は電話やオンラインでの実施が認められています。在宅利用中は、これとは別に1日2回の連絡も必須です。

訪問対応の事業所を選んでも、月1回以上の対面という要件そのものは変わりません。変わるのは、事業所と利用者のどちらが移動するかという運用の部分だけです。

在宅利用を検討する人にとって、対面がどちらの負担になるかは事業所選びの分かれ目です。通所そのものが難しいために在宅を選ぶ場合、来所必須の事業所は選択肢になりにくく、訪問に対応するかどうかが実質的な条件になります。

調査結果|公式サイトに書いてあるのは2件

当サイトは、在宅対応の事業所465件(完全在宅対応36か所・在宅可429か所)の公式サイトを、当サイト調査(2026年8月時点)として個別に確認しました。月1回の対面の方法(訪問か来所か)を公式サイトに明記していたのは2件で、記載が見つからなかったのは463件でした。

この463件は、訪問に対応していないという意味ではありません。運用として訪問に応じている事業所が、463件の中に他にもある可能性は高いです。ただし、その情報は公式サイトを読むだけでは分かりません。方法を明記するかどうかが事業所ごとに分かれているのが、現時点の実情です。

明記している2つの事業所

公式サイトで対面の方法を明記していた2件は、ペガサス平塚センター(神奈川県)と就労移行支援TRAINEE(大分県)です。どちらも訪問と来所の併用を明記しています。

ペガサス平塚センターの公式サイトには、次の記載があります。

「制度上、月に一度の対面面談が必要になっておりまして、事業所に来ていただくことが難しい方は、こちらからご自宅もしくはその近辺に伺っています」

事業所の詳細はペガサス平塚センターのページで確認できます。

就労移行支援TRAINEEの公式サイトには、次の記載があります。

「※月に1度対面(訪問または来所)での面談が必要になります」

事業所の詳細は就労移行支援TRAINEEのページで確認できます。

2件に共通するのは、訪問と来所を併用できるという書き方です。事業所へ来所する体力や時間の確保が難しい人に向けて、訪問という選択肢を公式サイトで明示している事業所が実在することが、この2件から分かります。

記載がない事業所への確認の仕方

公式サイトに記載がない事業所でも、見学や問い合わせの際に直接質問すれば、対面の方法を確認できます。「月1回の対面評価は、自宅への訪問と事業所への来所のどちらで行いますか」という聞き方をすると、事業所側も回答しやすくなります。

あわせて確認しておきたい点は、次のとおりです。

  • 訪問に対応する場合、対応するエリアの範囲
  • 通所が難しい事情は、どの段階で伝えればよいか
  • 公式サイトに記載がなくても、電話や見学で確認できるか
  • 訪問と来所を、そのときの事情に応じて選べるか

通所が難しい事情がある場合は、最初の問い合わせの段階で伝えておくと、その後のやり取りがスムーズになります。移動の負担が大きい、近隣に交通手段がない、体調によって外出が読めない、といった事情は、遠慮せず伝える内容です。

公式サイトへの記載の有無は、事業所の対応力そのものを表すものではありません。465件のうち463件は記載が見つからなかった事業所ですが、問い合わせれば訪問に応じる事業所が、この中に含まれている可能性は高いです。確認の手間をかけることで、候補から外さずに済む事業所が増えます。

在宅対応の事業所一覧は在宅就労移行支援ナビで確認できます。本記事の実数は、当サイト調査(2026年8月時点)による確認結果です。最新の受け入れ状況・利用条件・支援内容は、必ず各事業所の公式サイトや自治体の窓口で確認してください。